中国の伝統医学(中医学)の論理に基づいて、
「薬食同源」の原則によって、
食物と中薬の効能を使って疾病を予防・治療、
また健康の維持・促進、アンチエイジングを目的とする学問が中医薬膳学です。
中国では古くから「食」を重視して、
食物には単に栄養素があるだけではなく、
それぞれが持つ性質、四性五味、陰陽、帰経などを応用して
食べ物を食べるクスリとして利用することで体のバランスを整えて疾病の予防・治療を行ってきました。
これが「医薬同源」の考えです。
その中で確立されたのが中医薬膳学です。
薬膳は中医薬膳学に基づいて、個々の体質、年齢、季節、環境などに合わせた食餌を提供することが目的です。
犬の身体は親からもらった遺伝子的なものと食べ物によって作られているといってもいいのです。
食餌管理をすることは犬の健康維持に大いに役立ちます。